
小野 富三人
大阪医科大学生命科学講座生理学教室教授兼研究支援センター長。1991年東京大学医学部医学科卒業。国立医療センター(現国立国際医療研究センター)内科研修医、東京大学医学研究科大学院生,学術振興会特別研究員,ニューヨーク州立大学研究員,フロリダ大学助教授,米国国立衛生研究所(NIH)室長を経て2014年から現職。専門は神経生理学。東大では脳研究施設でホヤのイオンチャンネルの研究を行い,アメリカでゼブラフィッシュに出会ってから現在に至るまでは小型魚類をモデルシステムとして用いて,神経系と骨格筋,特にイオンチャンネルや神経伝達物質受容体を中心に研究を行っている。大学では日本の学生とのやりとりを楽しみつつ、人生初の関西生活で、アメリカ滞在中に夢見ていた日本のグルメ食品や温泉などを満喫中。
エピソード
Episode 48
これから研究者になる人に向けて
基礎医学を勉強する方法、上手くいかないことに慣れよ、MDがあるからリスクを取れる、基礎との接点を絶やさない
Episode 47
基礎研究を楽しむには?
巡り合いを大切に、サイエンスを発見のストーリーとともに楽しむ、臨床現場と基礎研究とを架け橋に、メンターを見出す
Episode 46
リサーチマインドを涵養するための医学生の現実的なスケジュール
荘子の研究テーマ、自分のテーマを持ち込む、メンターの理解、現時点で基礎研究の道に進む覚悟がなくても・・、シンガポールの事例、寄り道のススメ
Episode 45
医師だからこそできる基礎研究とは?
日米のPhDの位置付けの違い、米国でのMD,PhDキャリアの多様性、臨床経験が基礎研究生活にもたらす意味合い
Episode 44
小野富三人先生登場!
医師として臨床をし、基礎研究者としてアメリカに渡る、NIHでの研究生活、アメリカで日本人として研究するということとは?